写真はヒメギフチョウです。
ギフチョウとヒメギフチョウの分布域は一部で混生しているほかは、「すみ分け」の現象がみられる。
この境界線はルードルフィア・ライン(ギフチョウ属線)と呼ばれ、冷温帯と暖温帯の境界線ともほぼ一致している。
ダンダラチョウともよばれる。年1回、桜の咲くころだけに出現する。日当たりのよい林地をゆるやかに飛翔し、カタクリ、スミレ、ショウジョウバカマなどの花を訪れる。その舞い姿はまことに美しい。
ギフチョウはアゲハチョウ科の仲間で、桜の開花時期に羽化することから、「春の女神」とも呼ばれるそうです。